ウェルネスダイニングは、「糖尿病・血糖値」「腎臓病」「高血圧」等、食事制限が必要な方から、噛む力・飲み込む力が弱くなってきた方、栄養バランスが気になる方まで、豊富な冷凍弁当のコースが用意されており健康的な食事をしたい方に大人気(2,200万食を突破)のサービスです。
健康的で身体にやさしい食事を摂りたい!と思うなら…

できるだけ添加物の少ないお弁当がいいな
と考える方も多いはず。…というわけで実際に注文して、気になる原材料や使われている添加物を調べてみました!

無添加食生活7年、宅配弁当歴3年の私が、実際に食べてみた感想や、公式サイトでは分からなかったことも調べてみたので紹介します!
ウェルネスダイニングの添加物は?
ウェルネスダイニングに直接問い合わせてみました!
2024年6月現在、公式サイトに添加物に関しての記載がなかったため、お問い合わせフォームから直接質問してみました!

御社での添加物の使用状況を教えてください。
調理時、添加物不使用、〇〇は無添加、など。

現状、製造段階では品質を維持するために必要最低限の【日持ち向上剤】を使用しております。
また、ハムやベーコン等の加工品由来の添加物は全てメニューラベルに記載を設けますが使用食材により含まれる内容が異なります。
これは、仕入れた加工品(ハムやベーコンなど)以外の、自社で調理するものに関しては製造段階(調理の工程)では、最低限の日持ち向上剤のみを使用している、ということですね。
また、以下は「ウェルネスダイニング」で使用されている添加物の一例、ということです。
●保存料
ソルビン酸、ソルビン酸ナトリウムなど
●着色料
カラメル、コチニール色素、カロチノイド色素など
●甘味料
ソルビトール、トレハロースなど

厚生労働省が定める基準値を守り、安全と認めた添加物を使用し、管理栄養士監修のもと栄養価と共に安全面にも配慮してご用意しております。
公式サイトに添加物に関してのアピールがなかったウェルネスダイニング。調理時は添加物不使用、だから無添加!と謳っているメーカーも多いので、添加物の量は多いのかな?と思っていましたが、これは期待して良さそうです!

では、次の項で実際のお弁当の原材料表示を確認していきます!
ウェルネスダイニング 7食分の添加物を調べてみた!
今回、食材の産地にこだわり、国産食材を8割以上使用している(厳選)栄養バランス気配り宅配食を注文して、気になる原材料を確かめてみました。
全7食の原材料はこちら!

【かつおフライ】 カツオフライ(カツオ、パン粉、小麦粉、その他) (国内製造)、キャベツ(国産)、大豆油
【ひきな炒り】 大根(国産)、かつお・昆布だし、にんじん、油揚げ、いんげん、醤油、みりん、三温糖、米油
【ほうれん草と蒲鉾の柚子味噌和え】 ほうれん草(国産)、かまぼこ、漬け込み用味噌、ゆず皮、みりん、清酒
【ポテトサラダ】 ポテトサラダ(じゃがいも、マヨネーズ、玉ねぎ、人参、調味液(還元水飴、水飴、食塩、卵黄、醸造酢、砂糖、酵母エキス)、砂糖、食塩、醸造酢、香辛料)、枝豆
/ 加工でんぷん、調味料(アミノ酸等)酢酸Na、グリシン、増粘多糖類、香辛料抽出物、酒精、豆腐用凝固剤、着色料(カラメル、コチニール)、乳化剤、(一部に小麦、卵、大豆を含む)
黄色部分が添加物です。


キャベツメンチカツの添加物、少なめですよねぇ〜。



魚メニューはどちらも添加物が少なめです!
危険な添加物はある?
「危険!取っちゃダメ」みたいな情報もネット上に散見されていて、なんだかコワい…、全部避けるのは無理かも知れないけど、危険なものだけでも避けたい、と考えている方も多いはず。
今回注文した全7食に使用されていた添加物のうち、問題視されることが多いのは以下の5種類だけでした。
- 加工デンプン
- リン酸塩(Na、K)
- 保存料(ソルビン酸)
- 発色剤(亜硝酸Na)
- カラメル色素

無添加の食生活7年、宅配弁当歴3年の私がこれらの添加物の安全性について解説します。
カラメル色素はI〜IVまで4つに分類され、ⅠとⅡについては問題なし。ⅢとⅣは製造過程で発がん性が指摘される物質が生成されることが分かっており、WHO(世界保健機関)とFAO (国際連合食糧農業機関)が共同で1日の接種許容量を設定している。
日本で食品添加物に指定されているのは全部で12種類。その中で発がん性があると懸念されているのはヒドロキシプロピルデンプン・ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプンの2種類。
欧州食品科学委員会(SCF)はこの2つを発がん性が否定できないとして、EUでは乳幼児向けの食品に使用を禁止、それ以外についても、乳幼児向け食品に限っては使用量の制限が設けられています。
どちらも一括表示が認められている添加物のため、どの種類が使われているか原材料の表示を見ただけでは分かりません。
と、いうわけで、こちらも「ウェルネスダイニング」に直接問い合わせてみました。

カラメル、加工デンプン、どちらの添加物につきましても種類等詳細がわかりかねる状況です。
おそらく、コース・メニュー数が豊富すぎると言っても過言ではないウェルネスダイニング。仕入れた加工品にしようされている調味料の原材料まで把握するのは、かなり難しいことなんでしょうね…

私個人の意見ですが、幼児食を食べているくらいの小さいお子さんには控えた方がいいかな?と思いますが、大人であれば過剰摂取しない限り問題ないと思います。
リンは過剰に摂取するとカルシウムや鉄の吸収を阻害すると言われています。カルシウムが不足すると骨密度の低下や腎機能を低下させる恐れがあり、鉄が不足すると貧血を起こすことも。
さらにリンは、摂り過ぎても健康障害のリスクを高めてしまう可能性があるため「耐用上限量」が設けられていますが、国民健康・栄養調査によると、リンの1日あたりの平均摂取量はそれを下回っています。

通常の食生活であれば何ら問題ありません。
ソルビン酸は他の食品添加物との組み合わせにより、発がん性物質が発生するとの指摘がされ、特に亜硝酸との組み合わせはハムやソーセージなどの加工品に両方含まれているので危険視されていますが、実際には食品中やヒトの体内において、そのようなことは起こらない、と食品安全委委員会で結論づけられています。

危ない!って良く目にするから調べてみたら…。これは問題なし!と考えて良さそう。
亜硝酸Naは、食肉や魚肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミンという強い発がん性物質に変化するため危険視する意見もありますが、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の1995年及び年の評価では、亜硝酸ナトリウムのヒトの摂取と発がんリスクとの間に関連はないとされています。

こちらも過剰に摂取しなければ問題ありません。(野菜にも含まれてる物質ですし…)
添加物は使用されているものの、量は少なめで安心できる!
添加物の使用状況に明確な基準はないものの、使用されている量は少なめで、特に危険視されている添加物(合成着色料や合成保存料、人工甘味料など)は使用されていませんでした。
また、国内の全製造工場にてHACCPに基づいた衛生管理の徹底に取り組むなど、さまざまなアプローチで安全な宅配弁当作りがされていますので、安心して注文することができますよ。
ツラい・おいしくないと言われる食事制限。「たのしくラクして続けられるように」悩みに寄り添いサポートしてくれるので、むずかしい栄養管理はウェルネスダイニングに任せられる!添加物が多いコンビニ弁当から卒業しましょう♪
ウェルネスダイニングのお弁当を実際に食べた感想は、こちらの記事に詳しくまとめています。
知っておきたい、食品添加物のまめ知識
そもそも「無添加」とは?

無添加ってよく商品のパッケージでも見かけるけど、具体的にどういうこと?

実は明確な基準がないんですよねぇ…
「無添加」とは、食品に「何か」を添加していない(使用していない)状態のこと。

「保存料無添加」なら保存料が加えられていないってことです。
- 食品添加物は全て無添加
- 合成保存料・合成着色料無添加
- うま味調味料(化学調味料)無添加
など、一部の添加物を使用していないという場合でも「無添加」と謳えるため、さまざまな「無添加」が存在します。

だから「無添加」って書いてるのに添加物が入ってるものがあったのね…

原材料をチェックして「何が無添加=添加されていないのか」確認しましょう!
食品添加物は危険なもの?
食品添加物は、国が安全性の検査を行い、許可を出したものしか使用できません。使用できる量も物質ごとに決められていますので、過剰に避ける、怖がる、必要はありません。
厚生労働省による調査では、実際の添加物の摂取量は一日摂取許容量(ADI)を大きく下回っており、一般的な食事をしていれば一日摂取許容量を上回ることはないと考えて大丈夫です。
ですが、国が行う安全性の調査はあくまでも「添加物1つづつ」のため、複数摂取した際の安全性については検証されていませんし、長期的に摂取した場合においても身体に及ぼす影響は分かっていません。
国(厚生労働省)の安全性試験に疑問を指摘する研究結果もあり「絶対に安全!」とは言い切れないものもあります。疑わしいものはできるだけ避け、添加物によるリスクを減らしたいですね。

そんなわけで、使用基準が厳しく定められていたり、安全性が確認しにくい等、特に気をつけたい添加物をまとめました。
用途 | 物質名 | 主な使用食品 |
発色剤 | ・亜硝酸ナトリウム | ソーセージ、ハムなどの加工肉 |
保存料 | ・安息香酸ナトリウム ・ソルビン酸、ソルビン酸K | ・炭酸飲料、栄養ドリンク ・練り物、和菓子、マーガリンなど |
酸化防止剤 | ・亜硫酸塩 ・BHA | ・ワイン、ドライフルーツ ・バター、ラード |
甘味料 | ・アスパルテーム | 低カロリー飲料、ゼリー、ガムなど |
増粘剤、安定剤、ゲル化剤又は糊料 | ・加工デンプン | スナック菓子、生菓子、ベーカリー |
着色料 | ・カラメル色素 ・タール系色素(赤色○号など) ・コチニール色素 | ・ソース、カレールー、菓子類 ・かまぼこ、菓子類 ・赤く着色されて食品類 |
小麦粉改良剤 | 臭素酸カリウム | パン |
防カビ剤 | ・イマザリル ・TBZ ・OPP、OPP-Na | 輸入柑橘類 |
乳化剤・結着剤・pH 調整剤 | リン酸塩 | ソーセージ、ハムなどの加工肉、練り物 |
↑こちらの記事では、リストの添加物を1つづつ解説しています。詳しく調べてみたら…なんてものもありました。ぜひご覧になって下さいね。

全部避けてたら、食べるものがない!なんてことにもなりかねない?選択肢の幅を極端に狭めてしまうのはちょっと苦しいです…本当に避けるべきは何かを検討しましょう!
今さらだけど、おさらい!添加物の確認方法
どんな添加物が使用されているのかは、パッケージの裏面などに分かりやすく表示されていますので確認しましょう。

原材料のあと「/ スラッシュ」以降にまとめて記載されているものが添加物です。
✔︎ この他の表示方法、添加物の問題点や安全性について詳しく解説!
まとめ:ウェルネスダイニングは添加物の量が少なく、安心して利用できる宅配弁当サービス!
いかがでしたでしょうか?
- 宅配弁当を利用したいけど、添加物が気になる
- 自分で栄養バランスの取れた献立を考えるのは大変
- 忙しくて食事がおろそかに、栄養面が心配…
- 制限食が必要になったけど、自分で調理するのは難しい
そんな方にピッタリの、添加物の量も少なめに配慮された「ウェルネスダイニング」の宅配弁当。初回購入なら送料無料でお試しができますので、ラクして日々の負担が軽くなる宅配弁当のスゴさを実感してみてくださいね!

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